韓国・ソウルで元慰安婦を追悼するために設置されていたモニュメントが撤去された。
作者が強制わいせつの罪で有罪判決を受けたからだという。
ソウル中心部の公園には7年前慰安婦問題を記憶するためとして元慰安婦らの名前や連行される少女の姿が描かれたモニュメントが設置された。

しかし8月、モニュメントの作者が事務所の女性職員への強制わいせつの罪で有罪判決を受けたことを踏まえ、ソウル市は5日に作品を撤去した。

事前の調査では6割以上の市民が撤去に賛成していて、市は「作品を残すことは慰安婦への侮辱で国民感情にも反する」と説明した。
一方、元慰安婦支援団体などは「歴史を消し去る行為だ」と反発している。
(フジテレビ国際取材部)