8月、無投票で初当選した山形・酒田市の矢口明子新市長が、9月6日に初登庁した。県内初の女性市長となる矢口市長は、職員を前に訓示を行い「人口減少の中でも、豊かで安心して暮らせる街を作っていく」と、トップとしての決意を述べた。
人口減少見据え…市長としての決意
9月6日午前9時過ぎ、酒田市役所に初登庁した矢口新市長に、出迎えた職員から花束が手渡された。

8月20日に告示された市長選挙に立候補し、無投票で初当選した矢口市長。早速”市長の椅子”に座り「本日は一番、責任の重さを感じている」とコメントした。

矢口市長は、約400人の職員を前に訓示を行い「デジタル関連企業の集積や、外貨を稼ぐ観光業などを呼び込むことで、市民の所得向上につなげよう」と呼びかけ、市長としての決意を述べた。

酒田市 矢口明子市長:
行政も民間もすべての分野において人口減少を見据えて、豊かに安心して暮らせる街づくりを進めることが、私に与えられた使命と思っている
「目的を共有して進んでいきたい」
その後の記者会見では、将来に向け市民と共に歩んでいく姿勢を示した。

酒田市 矢口明子市長:
市民・地域の企業の理解をいただきながら、酒田市ほど資源の豊かな素晴らしい町はないと思っているので、一緒に目的を共有して進んでいければと思っている
酒田市の新たな市政がスタート。県内初の女性市長・矢口市長の任期は、9月6日から4年間だ。
(さくらんぼテレビ)