関東大震災から100年の1日、首都直下地震を想定し、停電した信号機に車から電気を供給する訓練が行われた。

東京・東久留米市の交差点では、自動車を電源にして信号機に電気を供給し、復旧させる流れを確認した。
警視庁と自動車販売会社のトヨタモビリティは、2023年3月から、災害時に停電が発生した際、販売店の試乗車を使って、警察活動に必要な電気を供給できるよう協定を結んでいる。

警視庁田無警察署は「災害時に、警察官を全ての交差点に配置することができないため、今後も民間の力を借りて実際の運用に向けて練度を高めたい」としている。