8月29日、須坂市のイオンモールについて、建物の面積や開店時期などの計画概要が発表された。売り場面積は長野県内最大規模となり、開店時期は当初の発表より1年半遅れて、2年後の2025年秋を予定している。建設資材の高騰や人材の確保に時間がかかったことなどが影響しているという。

開業予定地
開業予定地
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売り場面積は県内最大規模に

上信越道の須坂長野東インター北側に広がる更地。

須坂市が進める大規模開発の予定地で、「イオンモール」やホテルの「ルートインジャパン」などの進出が決まっている。

8月29日、そのうちのイオンモールの計画概要が発表された。

建物は地上一部4階建てで、売り場面積はおよそ6万3000平方メートルとイオンモール松本を超えて県内最大規模だ。

周辺には3700台分の駐車場も整備される。

須坂市が進める大規模開発
須坂市が進める大規模開発

資材高騰の影響…開業1年半ずれこむ

また、当初、2024年春を目指すとしていた開業時期については、1年半遅い2025年秋の予定となった。

建設資材の高騰や人材の確保に時間がかかったことなどが影響しているという。

須坂市が進める大規模開発の予定地
須坂市が進める大規模開発の予定地

市民は期待「早くできれば」

計画概要を受け、須坂市の三木正夫市長は、 「コロナ、資材高の中にあって1年半遅れて2025年秋に開業してくれるのはありがたい。須坂市とイオンモール両方が並び立つWin-Winの関係になるのがありがたいことだと思う」と述べた。

須坂市民は、「近い所で買い物ができるようになる」、「早くできればいい」と期待している。

長野市を含む北信地域の経済に大きく影響しそうな大型商業施設の計画。

イオンモールは、「北信地方の活性化に寄与し、にぎわいを創出する施設となるべく、地域の皆さまと共創してまいります」とコメントしている。

提供:イオンモール
提供:イオンモール

(長野放送)

長野放送
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