熊本市動植物園の人気者、レッサーパンダの飼育を小学生が体験をした。夏休みも終盤、参加した子どもたちは貴重な思い出を作ったようだ。
遊び場掃除にササにリンゴの飾り付け
ほうきやブラシを使ってレッサーパンダの遊び場を掃除したのは、飼育体験に参加した小学1年生から6年生までの男女10人だ。

熊本市動植物園が動物への理解を深めてほしいと開いたもので、子どもたちはエサとなるササに大好物のリンゴを飾り付けた。

女の子:
おいしそうに食べてくれたらうれしい

作業を終え、オスのレッサーパンダの「かぼす」にプレゼントすると、前脚を器用に使って食べていた。

飼育員からレッサーパンダが絶滅危惧種であることを教わった子どもたちは、「動物たちのすむ環境を守るため、普段の生活からできることを考えてほしい」と伝えられると、深くうなずいていた。
かぼすの娘・杏香もすくすくと成長
また2023年6月に誕生した、「かぼす」の娘の「杏香(あこ)」は、この1週間で100グラムほど増えて、体重は1,640グラムにまで成長。(8月24日段階)

一般公開は9月中旬以降の予定だ。
(テレビ熊本)