第105回全国高校野球選手権記念大会決勝が23日、甲子園で行われ、慶応(神奈川)が連覇を目指した仙台育英(宮城)を下し、107年ぶりに夏の甲子園を制覇。歴史的な快挙に政界の慶応義塾高校OBらから祝福の声が寄せられた。

執務の合間に試合結果を自身のスマートフォンを通じて知った河野デジタル相は「嬉しい。後輩、よくやった!」と勝利を称えた。その上で「107年ぶりだからハレー彗星か何かに遭遇した感じだ」と語った。

一方で、甲子園の試合のあり方について持論を展開。「なぜ暑いときに(試合を)やらなきゃいけないの。朝7時でも8時でも涼しいうちにやるか、ナイターでやればもっといいと思う。ナイターなら(執務後に)試合を観れたのに」と元規制改革相大臣らしいコメントも。

石破元幹事長は「大変な快挙だ。私たちがいた頃の慶応高校は、かなりいい加減な学校で、何をしても許してもらえる。でも責任は自分で持てという学校だった。慶応らしく、文武平等。責任は自分で持つというできる限りの可能性を伸ばしていく。そのような慶応義塾が今回優勝した」と喜びを語った。

河野大臣、石破元幹事長ともに、対戦相手の仙台育英高校の選手らにもエールが送られた。

河野大臣は「いい挑戦をいただいた。連覇はできなかったが決勝まで来た戦いは立派でした」と述べ、石破元幹事長は「仙台育英もベストを尽くして戦った。相手にとって本当に不足がないライバル関係が続くといいなと思う。慶応のライバルは、早稲田だけではございません!」と笑顔で答えた。

政治部
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