名古屋市名東区の“クマ”が接客するスイーツ店が、SNSで人気を呼んでいます。
会話は苦手だけど働きたい…トーシャくんが見つけた会話なしの接客術
名東区の藤が丘駅のすぐ隣にある、岩のような外壁の飲食店「トーシャーくんのおかしやさん」。

メニューはカフェのようなラインナップで、客が注文をすると、洞穴から出てきたのはクマの手です。トーシャーくんが接客してくれます。
メニューカードの中から購入したい商品を選び、ベルを鳴らすと中からプレートを受け取ります。メニューカードとお金を置くと、おつりと注文した商品をトーシャーくんが渡してくれます。

お客さんたちは、「癒されますね」「ビックリしましたね。(インスタで)知っていたけど、いざ見ると」「言葉がなくても接客できるんだなって思います」などと話していました。
子供たちの中には、あまりのインパクトに泣き出す子も続出ですが、そんな時は、サルとキリンなどいろんな動物が代わりに出てきてくれます。

テイクアウト専門店で、一番人気は卵の形の容器にみかんがゴロゴロ入った「ほぼみかんジュース」です。

夏の新メニューで、上に特製の動物クッキーがのっている「チョコばななパフェ」も人気です。

なぜ動物たちが接客しているのか、トーシャーくんに筆談で聞きました。
<トーシャーくん>
「日本語が得意じゃなかったり、人とのコミュニケーションが苦手だけど働きたいから、会話なしで動物たちが接客しているんだよ」
店ではトーシャーくん以外にも、イタズラ好きのこてつくんや子供が大好きなイザベルちゃんなど、全部で8頭のメンバーが迎えてくれます。

シャイで優しい動物たちに癒されます。
(東海テレビ)