三重県の志摩観光ホテルのレストランで2025年7月、夕食を食べた複数の宿泊客が体調不良を訴えましたが、保健所の調査の結果、「食中毒」とは断定されませんでした。

 志摩観光ホテル ザ ベイスイートでは7月19日、レストランで食事をした宿泊客の男女7人が、嘔吐や下痢などの体調不良を訴えていました。

 食中毒が疑われ、保健所が調理に携わった従業員や客の便などを調べましたが、「食中毒とは断定できない」と判断されたということです。

 このホテルでは6月にも、同じレストランなどで食事をした宿泊客22人が体調不良を訴えましたが、その際も食中毒とは断定されませんでした。

 体調不良の原因はいずれもわかっておらず、ホテル側は衛生対策などの再徹底や再発防止の取り組みを進めているとして、8月12日からレストランの通常営業を再開したということです。

東海テレビ
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