インド北部で降り続いた大雨により土砂崩れが発生し、寺院が倒壊するなどして少なくとも29人が死亡した。
インド北部ヒマチャル・プラデシュ州では13日以降、大雨による土砂崩れや河川の氾濫が発生し、現地メディアによると、少なくとも29人が死亡した。
州都シムラでは、土砂崩れでヒンドゥー教の寺院が倒壊し参拝者9人が死亡したほか、さらに10人以上が生き埋めとなっている可能性があり、犠牲者の数はさらに増えるおそれがある。
ヒマラヤ山脈の麓にあるヒマチャル・プラデシュ州では、6月からの豪雨で、過去50年で最多の降水量を観測していて、地元メディアなどによると、洪水や土砂崩れなどで、これまでに200人以上が死亡している。