アメリカのトランプ大統領は26日、軍事衝突が続くタイとカンボジアの首脳に停戦を要請しました。
両国はその後、停戦に同意したと発表していて事態の収束につながるか注目されます。
タイとカンボジアは24日以降、国境地帯で軍事衝突が続いていて双方の死者は合わせて30人を超え、16万人以上の住民が避難しています。
トランプ大統領はSNSでタイとカンボジアの首脳とそれぞれ電話で会談し、停戦に向けた協議開始で合意したと明らかにしました。
またトランプ氏は両国と貿易交渉中だとした上で、戦闘が続く限り取引は行わないと警告したともしています。
これを受けタイの首相代行は、「停戦に原則的に合意する」との声明を発表し、カンボジアの首相も停戦案に同意したとしていて停戦実現につながるか注目されます。