アメリカ軍と韓国軍は、21日から大規模な合同軍事演習を行うと発表した。北朝鮮をけん制する狙いがある。
朝鮮半島有事を想定した合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮へのけん制や、ロシアによるウクライナ侵攻をふまえて実施するもので、21日から31日まで行われる。
訓練では、2022年を大幅に上回る約30の野外機動訓練を行うほか、在韓米軍の宇宙軍部隊も初めて参加するということで、米韓両軍は「実戦的な訓練を展開し、米韓同盟の対応能力をいっそう強化する」としている。
一方、北朝鮮は、合同軍事演習に強く反発しており、さらなる軍事挑発に乗り出す可能性も指摘されている。