タイとカンボジアの軍事衝突を受けて、日本の外務省は、国境地帯の危険レベルを引き上げ、渡航をやめるよう呼びかけています。
外務省は、タイとカンボジアの軍事衝突で今後も不測の事態が発生する可能性を否定できないとして、国境地帯の危険情報を上から2番目にあたるレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げました。
タイでは国境から50キロ以内、カンボジアでは30キロ以内について、どのような目的でも渡航をやめるよう呼びかけています。
両国はアメリカのトランプ大統領の停戦案に同意したと発表していますが、27日も戦闘は続いていて、停戦が実現するかは見通せない状況です。