日本三熊野の一つに数えられる山形・南陽市の熊野大社で7月25日、五穀豊穣を願う例大祭が行われた。

オシダを手にすると病気をしない

南陽市宮内の熊野大社の祭りは、7月23日に始まり4日間にわたって行われる。

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慶応年間に作られた重さ400kgを超える大神輿は、24日地区内に下ろされ、一晩、安置された後、25日夕方、特製の行衣を纏った担ぎ手たちにより神社に戻された。

そして祭りの華は、獅子頭の周りに付けられたオシダと呼ばれる紙を奪い合う「獅子ばよい」。

オシダを手にすると病気をしないとのいわれがあり、集まった男たちが合図とともに激しく獅子に飛び掛かると、祭りの熱気は最高潮に達した。

2023年、熊野大社の祭りは4年ぶりに通常開催され、境内や沿道は多くの見物客でにぎわった。

(さくらんぼテレビ)

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