法律で義務付けられた「1年点検」
「高速で走行中に突然タイヤがバーストして…」
「走っていたら突然煙がもくもくと…」
これらは、東京・お台場で話を聞いた皆さんから次々に出てきた、車にまつわる“ヒヤッと体験”の一例です。
クルマの部品は、走行距離や時間の経過に伴って知らない間に劣化・摩耗しています。事故を防ぐのには、日常点検と定期点検が有効なのですが、定期点検には、「1年点検」と「2年点検」があるのを知っていますか?
乗用車の車検は2年ごとですが、車検の合格ラインは、クルマの安全性や公害防止面で国が定める最低限の基準をクリアしていること。なので、合格したからといって、次の車検までの安全性が保証されているわけではありません。

そのため、「1年点検」も実施が法律で義務付けられています。
たとえば、ブレーキ・パッドが減ったまま走行していると限界を超えてしまい、ブレーキの不良で事故を起こすこともあるのです。
その他の装置も損傷して不測の事態を引き起こしたり、高額な費用が掛かったりする可能性もあります。
それなのに、実際に「1年点検」を実施しているかどうか、街でドライバーに聞いてみると残念な結果が…。インタビューに答えてくれた50人のうち、何人が「1年点検」をしていたと思いますか?
答えは短い動画の中盤くらいにありますので、ぜひ確認してみてください。
動画では、様々なヒヤッとしたエピソードが出てきます。皆さんも運転の際には、お気を付けください!「トラブル対処法」など、さらに詳しい情報は日整連のホームページをご確認ください。
https://www.jaspa.or.jp/user/mycar/