夏休みに入ると、近くの川や沼などに遊びに行く子どもたちが多くなる。7月20日、山形・河北町の小学生が、服を着たまま水に浮く「着衣泳」を体験した。おぼれた際のペットボトルの使い方や水辺での注意点など、子どもの水難事故を防ぐ指導を行った。

ペットボトルで水に浮く

長袖・長ズボンの運動着のままプールに入るのは、山形・河北町の西里小学校の4年生、14人。

命を守るための「着衣泳」
命を守るための「着衣泳」
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体験したのは服を着たまま水に浮く「着衣泳」で、日本赤十字社・山形県支部の水上安全法指導員が先生となった。

万が一、服を着たまま水に落ちた時、体が重くなるなか、水に浮くために使えるのがペットボトルだ。

ペットボトルをあごの下に両手で固定し、真上を見るのが浮くためのポイントで、子どもたちはバタ足や平泳ぎの足で進むまでを体験した。

西里小 4年生・黒田旬さん
西里小 4年生・黒田旬さん

西里小 4年生・黒田旬さん:
ペットボトルを水の中に入れたら浮いて、自分の体を支えるくらい浮いていたので安心だった

西里小 4年生・渡部煌誠さん
西里小 4年生・渡部煌誠さん

西里小 4年生・渡部煌誠さん:
友だちが落ちた時、僕も助けに行くと自分もおぼれるので、浮くものがあったらそれで助けてあげたい

指導員からは、水辺には1人で遊びに行かないこと、おぼれている人を見つけたら水に入らず助けを呼ぶことなども伝えられた。

(さくらんぼテレビ)

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