8月の花笠まつりを前に、手作りの花笠が山形市の中心部に飾られた。世界にたったひとつの“手作り花笠”が、山形の夏を盛り上げる。

園児や児童たちの願いが書かれた“花笠”

手作りの花笠を山形市の中心部に飾る取り組みは、新型コロナの影響で山形花笠まつりのパレードが中止された4年前に、東北芸術工科大学の学生の呼びかけで始まったもの。

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花笠は、市内外の園児や児童らが作ったもので、2023年は幼稚園・小学校など13の団体が参加した。

折り紙やシールで彩られたオリジナルの花笠は約600個。山形市の中心部を彩る。

オリジナルの花笠には子どもたちが「夏にやってみたいこと」や「将来の夢」などが書かれた短冊と鈴が付けられていて、2023年は目と耳で楽しむことができる。

東北芸術工科大学 企画構想学科2年・木村茉由香さん:
(飾りつけをして)いろいろな人の思いが詰まっているなと実感するので、その思いもいろいろな人に届いてほしい。より多くの人に花笠を見てもらって、山形ってすてきだなと思ってほしい

オリジナルの花笠は山形市中心部の9つの商店街のほか、山形空港やイオンモール天童に8月19日まで飾られている。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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