ハリウッドスターをはじめ全米の俳優ら16万人でつくる組合は、14日からストライキを始めた。
FNNロサンゼルス支局 水本翔支局長:
ハリウッド映画に激震が走っています。映像の関係者たちがストライキを訴えています
アメリカの映画俳優らが加入する組合は、大手の製作会社と続けていた交渉が決裂し、14日からストライキに入った。

配信作品による待遇面の改善や、俳優が演じる役をAI=人工知能に奪われないことなどを求めて、動画配信大手ネットフリックスの本社前や映画の製作会社前などで一斉にデモを行った。
デモ参加者:
製作会社は、私たちの作品を使用したことに対する正当な評価と対価を支払おうとしない
FNNニューヨーク支局 弓削いく子支局長:
俳優たちによるストは、こちら東海岸のニューヨークでも始まりました。NBCスタジオの前にはおよそ160人の関係者がピケを張っています
ストに参加している俳優:
俳優を立たせて、前と横と後ろをスキャンするんだ。それでハイ、サンキューってね
来週、「ミッション:インポッシブル」の最新作公開前に予定されていた俳優のトム・クルーズさんの来日イベントが中止となるなど、ストの規模は拡大していて、収束するまでには数カ月かかるとの見方も出ている。