懐かしいのに新しい、レトロな食べ物やグッズが今人気を集めている。レトロなスポット巡りを紹介する。
“映え”なニューレトロの楽しみ方
2022年にオープンした「グリル喫茶トイロ」。
懐かしくて新しい“ニューレトロ”な雰囲気が味わえる、SNSでも注目の喫茶店だ。
店長は、お店のオリジナルキャラクター、トイロちゃん。お父さんから受け継いだ純喫茶をトイロちゃんがプロデュース。トイロちゃん考案のかわいいメニューが楽しめる。
一番人気はクリームソーダ。サクランボも乗っていて純喫茶風。定番のメロンのほかに、宮崎のマンゴーや日向夏など全部で6種類、並べて撮影したくなる可愛いさだ。
ニューレトロなポイントは”グラデーション“。昔ながらの単色ではなく、グラデーションで“映え”を意識。シロップが混ざっていく様子は動画でも映えるそうだ。
グリル喫茶トイロ・堀切啓太さん：
商品をお持ちしたら、皆さん、まず写真を撮られますね。店内インテリアのシャンデリアを使ったり、トイロちゃんの肖像画を一緒に撮ったり、楽しみ方いろいろですね
平成初期に流行したナタデココをアレンジしたスイーツもそのひとつ。宝石のような「ジュエリーグラス」だ。
ほかにも、昭和の香り漂う「あんバターサンド」や、令和の注目スイーツ「カヌレ」、さらには「シュプリームクロワッサン」といった最新のスイーツもそろう。
若い人は使い方がわからない？
懐かしくて新しい、店内にはこんなアイテムも…。
有馬理恵リポーター：
皆さん分かりますか？ おみくじ器！星座のところに100円玉を入れると出てくるんですよね～。レバー引くと出てきました～！末吉です
グリル喫茶トイロ・堀切啓太さん：
若い人は使い方わからないので、100円入れるところからやり方を聞かれたりします
「古いのに新しい」今にない新鮮さが受けているようだ。
「年齢層で物の見方が全然違う」
宮崎市阿波岐原の「レトロリサイクル マコマ」が扱うのは、主に昭和のレトロ雑貨だ。
ラジカセや電卓など昭和に活躍したレトロ雑貨が所狭しと並んでいる。
レトロリサイクル マコマ・松田耕児オーナー：
昭和という時代が大好きで、昭和の良き時代のグッズを集めるのが好きで。当時のものを紹介したいという気持ちからお店を開こうと
有馬理恵リポーター：
花柄のグラスよく見ますね！
レトロリサイクル マコマ・玉城照美店長：
はい、大人気です（昭和36年に誕生した）アデリアグラス。当時のものです。復刻版じゃなくて当時のものを集めています。今の若い子たちは「めっちゃかわいい～！」って言ってくれます。今にない、それが逆にかわいいのだと思います
このほかにも、昭和の食卓で愛されたキッチン雑貨や当時流行したキャラクター商品など、昭和の面影もありつつ、今の既製品にはない新しい雰囲気も感じる。
80年代のレコードプレーヤーを特別に聴かせてもらった。
レトロリサイクル マコマ・松田耕児オーナー：
僕ら世代だと「懐かしい～」と楽しんでもらえるが、若い方だと、「かわいい」とか「これほしい」とか感覚だけで見てもらえる。年齢層で物の見方が全然違う。昭和の時代、商品を楽しんでほしい。
【問い合わせ】
「グリル喫茶トイロ」
TEL：0985-27-7833
午前11時半～午後7時（金土は深夜12時まで）
定休日：水曜日
宮崎市橘通西3丁目1-24
駐車場なし
インスタグラム：@grill.kissa.toiro
「レトロリサイクル マコマ」
TEL：080-8026-4733
午前10時～午後7時
定休日：月・火曜日
宮崎市阿波岐原町坊ノ下2875-1
駐車場あり
インスタグラム：@retoro_recycling_makoma
（テレビ宮崎）
