ウクライナ南部のロシア支配地域に、ウクライナ軍がクラスター弾を撃ち込んだとロシアが主張した。
メドベージェフ前大統領は11日、自身のSNSに、ロシアが一方的に編入したウクライナ南部ザポリージャ州の現地当局の話として、「トクマクがクラスター弾で砲撃された。今こそ、これらの非人道的兵器を廃棄する時だ」と書き込んだ。
ロシアメディアも現地の発表を元に、「ウクライナ軍がクラスター弾を養鶏場付近などに命中させた」と伝えているが、映像や写真の公開はなく、真偽は不明。
ウクライナメディアは「アメリカ国防総省は先週金曜日にウクライナへのクラスター弾の供与を発表した。
ただ、すでにウクライナに引き渡されているという事実は公式に発表されていない」とウクライナ軍がクラスター弾を使っていないとの見方を示している。