新型コロナの症状を訴え来院した女性患者の体を触るなど、わいせつな行為をした疑いで、医師の男が逮捕された。逮捕は5度目だ。

東京・豊島区にあるクリニックの院長、西田隆容疑者はおととし、30代の女性患者がコロナの症状を訴えて来院した際に「コロナによる発熱じゃないよ」などと言って、婦人科の医療行為と称し、診察室で女性の下半身を触るなど、わいせつな行為をした疑いがもたれている。

女性はその後、別の病院でコロナ感染が判明し、1週間ほど入院したということだ。

西田容疑者は、スマートフォンで女性患者の動画を撮影し、パソコンに保存していて、警視庁によるパソコンの解析から今回の犯行が発覚した。

西田容疑者は黙秘しているが、これまでに別の患者へのわいせつ行為や盗撮行為などで、4回逮捕・起訴されている。

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社会部
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