安倍元首相の一周忌法要が8日、東京都内で執り行われ、法要後の食事会「直会(なおらい)」では、昭恵夫人が挨拶し、「この1年あっという間でした」と述べつつ、「主人と過ごした日々を思い出す余裕ができて、今は涙が出る」とも語った。
出席者が明らかにした。
「直会」は、法要が営まれた東京・芝の増上寺の近くのホテルで催された。
出席者によると、昭恵夫人は、「この1年あっという間でした」と振り返りつつ、「主人と過ごした日々を1日1日、思い出す余裕ができて、ここまで泣いてる余裕がなかったが、今は涙が出る」と述べた。
また、安倍元首相の地元・山口県の幕末の思想家・吉田松陰に触れ、「吉田松陰の名前が後世に広く知られるようになったのは、松陰の死後、門下生が日本のために活躍したからだ。安倍晋三の名前が100年後も200年後も記憶されるよう、国のために活躍していただければ、主人も喜ぶのではないか」と出席した議員らに対して語り、会場内は感動的な雰囲気に包まれたという。
「直会」では岸田首相が挨拶し、安倍元首相の兄・寛信氏が献杯の挨拶を行った。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(4枚)