よーーーく見るとかわいい顔をしているアフリカに生息する貴重な「デバネズミ」の公開が熊本市動植物園で始まった。国内の動物園で飼育されるのは、熊本市動植物園が初めてだ。
国内動物園で初飼育 アフリカ生息のネズミ
6月末から熊本市動植物園で「ハダカデバネズミ」と「ダマラランドデバネズミ」が公開されている。
アフリカに生息する「ハダカデバネズミ」は、体毛がほとんどなく、歯が出ているのが特徴。

黒や褐色の体毛で覆われる「ダマラランドデバネズミ」は、頭部にある白い模様が特徴。

国内の動物園で、ダマラランドデバネズミが飼育されるのは初めて。

来園者:
ハムスターみたいな感じで、毛がないだけで。びっくりしました。意外とかわいいんですよ

来園者:
上野動物園で一度見たことがあって、なかなか九州では見る機会がなかったので、もう一度見てみたいと思って
見た目も生態も不思議だらけ

デバネズミは寿命が長いことから、病気の発症や予防など医学の研究で注目されている。
今回、熊本大学が熊本市動植物園に2種類のデバネズミを提供した。

熊本大学大学院 生命科学研究部・三浦恭子教授:
ハダカデバネズミは見た目も生態も不思議なことだらけなので、いろいろな疑問を子どもたちが抱くと思うので、科学や生物学に興味を持つきっかけになってくれたらいいなあと思います

この2種類のデバネズミは、熊本市動植物園のいきもの学習センターで見ることができる。
(テレビ熊本)