子どもたちの心の健康をサポートする特別授業が山形・長井市の中学校で行われた。心が疲れた時にどう対処したらいいのか、生徒たちは「SOSの発信」や「人との関わり方」について考えた。

心が疲れた時…どう対処?

この授業は県が2023年度から始めたもので、子どもたちの心の健康をサポートするのがねらいだ。

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外部講師が小中学校に出向き特別授業を行うもので、7月5日、長井北中学校で行われた授業が公開された。県立保健医療大学の安保寛明教授が講師をつとめ、全校生徒を前に「心の負担を感じたときに何をすればいいか」をアドバイスした。

安保寛明教授:
場合によっては「負担だ」といっていいんです。自分を信じて助けてくれる人は皆さんの周りに意外といます。そういった人との関わりを絶つことなく、つながっていてほしい

また、安保教授は普段から周りの人たちと話をすることや、時には感謝を伝えたり、自分自身をほめたり励ましたりして、心の健康を保ってほしいとアドバイスした。

3年生:
他人が困っているときに、自分から声をかけてあげることが大切だと分かった

3年生:
3年生は受験がある。みんな悩みを抱えると思う。自分も相談したいし相手に相談されるような生活を送りたい

この特別授業は、米沢市・寒河江市など8市2町で11月まで行われる。

(さくらんぼテレビ)

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