大阪のカラオケパブでオーナーの女性を殺害した罪に問われている男が、遺族に手紙を送っていたことが分かった。

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亡くなった稲田真優子さん 首や胸を刺されて殺害された
亡くなった稲田真優子さん 首や胸を刺されて殺害された

宮本浩志被告(58)は2021年6月、大阪市のカラオケパブでオーナーの稲田真優子さん(当時25)を刃物で刺して殺害した罪に問われている。

一審で宮本被告は「死刑をお願いします」と話したが、罪を認めるかどうかについては明らかにせず、大阪地方裁判所は懲役20年の判決を言い渡した。

宮本被告は控訴し、弁護側は控訴審で無罪を主張している。

宮本被告は返信の手紙で、事件の具体的な話には触れなかった
宮本被告は返信の手紙で、事件の具体的な話には触れなかった
届いた手紙には「真優子さんには今も感謝しております」などと書かれている
届いた手紙には「真優子さんには今も感謝しております」などと書かれている

真優子さんの母親は真相を知りたいと手紙を送ったが、宮本被告は返信の手紙で「真優子さんには今も感謝しております」「適当な情報も多く流れていることでしょう。正否の判断がつかずにご混乱されているのではないでしょうか」と答え、事件の具体的な話には触れなかった。

「おそらく無責任で適当な情報も多く流れていることでしょう。正否の判断がつかずにご混乱されているのではないでしょうか」
「おそらく無責任で適当な情報も多く流れていることでしょう。正否の判断がつかずにご混乱されているのではないでしょうか」

母・由美子さん:
最後までこの事件の真相を聞くことは、もう私が生きているうちにはないのかなと思ったり。

控訴審の判決は7月10日に言い渡される。

(「Live News days」7月6日放送)

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