週末30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸した。
朝方発表された5月のアメリカのPCE=個人消費支出物価指数の伸び率は、去年の同じ月と比べて2021年4月以来、2年1カ月ぶりの低さだった。
また市場では、アップルの時価総額が終値で初めて3兆ドル(およそ440兆円)をつけた。
これらを受けFRB=連邦準備制度理事会の利上げが長期化するとの警戒感が和らぎ、ハイテク株に買いが広がった。
結局、ダウ平均は、前日比285ドル18セント高の3万4407ドル60セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、196・59ポイント高の1万3787・92だった。