
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」は、8月25日に発売65周年を迎えた。
チキンラーメンは、自分好みの食べ方を楽しめるのも魅力の一つ。
美味しいアレンジ方法を調査した。
愛され続けるロングセラー商品

「すぐおいしい、すごくおいしい。」のキャッチフレーズでおなじみのチキンラーメンは、1958年に発売。
チキンのうま味たっぷりの鶏ガラスープは、飽きのこない味で何度でも食べたくなる人も多いのではないだろうか。
発売当時から変わらないおいしさで愛され続けるロングセラー商品。
街でその魅力を聞いてみると、「あっさりしているからこそアレンジしやすい」との声が。

そこで、札幌ではチキンラーメンをどんな風にアレンジしているのか調査した。
街の皆さんはどんなアレンジをしている?

1番多かったのは、定番のたまごを入れるアレンジ。
チキンラーメンには、「たまごポケット」と呼ばれるくぼみがついており、たまごをしっかりキャッチしてくれるので、ずれ落ちることなく仕上がる。

また、タイの「シラチャーソース」をかけてアジアンテイストにするという人もいた。

他には、絹豆腐と砕いたチキンラーメンを煮てラー油をかけて食べるという人も。
ごはんのお供にぴったりだ。
札幌の人気ラーメン店が教える「神!アレンジレシピ」

ラーメンのプロがどんな風にアレンジするのか調査すべく、札幌の人気ラーメン店『Shin.』を訪れた。
『Shin.』は、こだわりのげんこつスープと煮干しだしが特徴の「つけめん」が人気のお店。
「まぜめん風チキンラーメン」のレシピ

アレンジレシピを教えてくれたのは、代表の音喜多孝志さん。
「まぜめん風チキンラーメン」は、冷蔵庫にあるもので家庭でも簡単に作れるという。

材料はかなり少なく、簡単に調理できる。
【材料】
豆板醤1g、しょうがチューブ3g、にんにくチューブ3g
タレはめんつゆ20㏄、濃い口しょうゆ5cc、みりん10㏄、ゴマ油1ccをすべて混ぜて用意する。

【作り方】
1.タレに豆板醤・ニンニク・しょうがを入れてまぜる
めんつゆを入れることで、カツオだしが効いて風味がアップするそうだ。

2.沸騰させたお湯にチキンラーメンを入れて煮込む
チキンラーメンの麺がほぐれたら、煮込みは完了。
スープはまぜめんのお供にするので、残しておく。

3.湯切りしたチキンラーメンを丼に入れ タレと絡める

4.チキンラーメンとタレを混ぜたらラード(サラダ油)を30cc入れる
ラードを入れることで、のど越しも風味も変わるという。

5.ゆでたもやし・ネギ・チーズ・サラダチキン・卵黄・にぼし粉を入れる
「にぼしの粉末を入れるのと入れないのとでは全然変わってくる」と音喜多さん。
にぼし紛末はスーパーで買えるそうだ。

あっという間に「まぜめん風チキンラーメン」が完成。
お子さんでも簡単に作れそうだ。
「爽やかまろやかチキンラーメン」のレシピ

続いては、「爽やかまろやかチキンラーメン」。
たまごポケットに入れるのは、なんとバター。

【作り方】
1.たまごポケットにバターを約20g入れる

2.沸騰したお湯を450㏄入れる

3.カットレモンを2切れ入れる

4.最後にラー油をお好みの量 入れて完成

音喜多さんによると、バターのまろやかさとレモンの爽やかさ、チキンラーメンの塩味がマッチするようだ。

お気に入りのアレンジを探してみては?

一工夫で美味しさは無限大。
お好みのアレンジを探してみてはいかがだろうか。