21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、3営業日続落した。
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会の公聴会で、物価上昇率を目標の2%に引き下げるよう取り組んでいくと強調したことから、さらなる利上げ実施と景気後退に対する警戒感が強まり、売りが優勢となった。
結局、ダウ平均は、前日比102ドル35セント安の3万3951ドル52セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も3営業日続落し、前日比165・09ポイント安の1万3502・20だった。