「何よりも自分の幸せは…自分の子どもたちと自分の妻がいる家が一番幸せです。だから…いろいろ謝りますから、物言えない子どもたちの今を。相手方の家族や関係者の今を、これ以上追及しないでください…お願いします」

涙を流すキャンドル・ジュンさん(49)
涙を流すキャンドル・ジュンさん(49)
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6月18日、集まった取材陣に涙ながらにそう訴え、頭を下げたのは、不倫報道に揺れる女優・広末涼子さん(42)の夫でアーティストのキャンドル・ジュンさん(49)。

会見にあたって、会場のセッティングなど全て1人で行い、質問者ひとりひとりと向き合う“異例の会見”は、97分間に及びました。

冒頭、妻である広末さんが相手方の家族や関係者に迷惑をかけたことを謝罪。そして真っ先に話した言葉は、妻・広末涼子さんの人柄についてでした。

キャンドル・ジュンさん:
皆さんにお伝えしたいことの一番は、妻、広末涼子が育児放棄したことは今まで1度もありません。私にとっても良き妻ですし、何よりも子どもたちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張る素敵な女性です。

さらに、結婚後の広末さんの様子についてはこう話します。

キャンドル・ジュンさん:
ひたすらに家事のことをしたり、子どもたちの学校行事や、子どもの友人たちのお母さんたちとの仕事なんかに没頭していて、メイクだとか香水なんか全然つけないんです。
でも、過度なプレッシャーがかかったりとか、不条理なことに出くわしたりとか、そうなってしまうと、濃い化粧をして派手な格好をして、眠ることができず、常に何かを書いていなければ心が収まらず、誰かに連絡をしたり、豹変してしまうんです。結婚してから、何度かそういうことがありました。

不倫騒動が明らかになったあとは、広末さんと離婚した後のことを、子どもたちも交えて話したというキャンドル・ジュンさん。

広末さんから、「パパとママは離婚するけど、どちらと暮らしたい?」と聞かれた時、長男と次男は、「ママのことを守らなければってことがあるから、ママといるよ」と答え、泣く末っ子の姿を見たときに、キャンドル・ジュンさんは「どこか自分の心が崩壊してしまい、もう自分が出て行くしかない」と、荷物をまとめて家を出たといいます。

キャンドル・ジュンさん:
彼女と相手方が謝罪文を出した日に、彼女と電話で話をして、泣きながら謝罪の言葉をもらいました。(Q. この電話以降は話していない?)はい。

会見中、自身の「後悔」について触れる場面も…。

キャンドル・ジュンさん:
自分がもっと早く…彼女を止めていればよかった。もっと早く鳥羽氏の自宅に行っていればよかった。メディアよりも先に止めることができていれば、こんなことにはならなかった。自分にも責任があります。

Q.(広末さんを)許してもう一回やり直すという意志がおありなんでしょうか。

キャンドル・ジュンさん:
許すということ以前に、それは…また誤解を生むかもしれませんが、彼女が暴走してしまったのは自分のせいだというふうに思っていますから、許すとかそういうことではないんです。

「めざまし8」の田中良幸キャスターが、不倫相手である鳥羽周作氏について尋ねると…。

キャンドル・ジュンさん:
彼の謝罪文を見た時に…怒りしか浮かばなかったんです。大人げないかもしれませんが、彼からは…謝罪がないんです。後日必ず行きますからって…そのメールでそれっきりになりました。

キャンドル・ジュンさん:
自分の幸せは、子どもたちと彼女と、彼女をとりまく、自分がいないときでも子どもの面倒をみてくれている家族、親戚たちと一緒にいたいなと思います。ですが、とはいえこれだけの出来事が露呈してしまって、みんな苦しんでいる中で、この今日の自分の発言が、さらに彼女を苦しめるかもしれませんし、彼女の家族たちが守ってきたこと破ってしまったかもしれませんし。
どうすることが子どもたちの一番になのか、ということを一番大事にしながら、彼女とこれから話をしていきたいなということが、今言える自分の気持ちというか、明日からというか、今日からの考えです。

記者から、「離婚を受け入れるのか」と聞かれたキャンドル・ジュンさんは、少し言葉に詰まったあと、こう言葉を絞り出しました。

キャンドル・ジュンさん:
……。自分の幸せは、この12年、13年近くですけど、2年に一回くらい…舞台だの、様々な仕事などいろんなことで、彼女の心の安定が崩れること以外は、最も自慢できる幸せな家族だったってずっと思っていますし。できればその頃に戻りたいなとは思っています。

(「めざまし8」6月19日放送)