岸田首相の最側近である木原誠二官房副長官は、18日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で地雷除去などウクライナ支援のために自衛隊を派遣するかを問われ、「まだ時期尚早な議論だ」との見解を示した。
ウクライナの復興を巡り、日本政府は、がれきの除去や電力など生活再建といった支援に加え、地雷対策について協力する方針を表明している。
これに関連して、地雷除去のための自衛隊派遣について問われた木原氏は、「現時点でそういった議論にはなっていない」と述べた。
その上で、木原氏は、ウクライナ南部でのダム決壊を受け表明した500万ドル規模の人道支援を「着実にやっていきたい」と強調し、自衛隊の派遣については「まだまだ議論は早いのではないか」と語った。