自民党の萩生田政調会長が「地方の感覚に欠けている首相官邸」と指摘したことについて、18日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した木原誠二官房副長官は、「真摯に受け止め改善したい」と述べた。

萩生田氏は17日に鹿児島市で開かれた党の会合で、予算の予備費執行の時期が地方議会の日程を考慮していないなどとして、「地方の感覚に欠けている首相官邸だ」と苦言を呈した。

岸田首相の最側近である木原氏は、萩生田氏の発言について問われ、「批判があるということは、ある種の不満があるということだろう」として、「真摯に受け止めたい」と述べた。

その上で、「予備費であれ、補正予算であれ、お願いはほとんど自治体にやってもらうが、自治体のスケジュールと合っていないことがあるのだろう」として、「真摯に受け止め改善したい」と重ねて強調した。

萩生田氏もかつて、木原氏同様に官房副長官を務めていて、「私が副長官をやっていた時の官房長官は菅（義偉）さんで、2人とも地方議会出身だ。何かやる時、地方に届けるには、いつしなければならないか、常に話題になった」とも指摘していた。

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