立憲民主党の泉代表は8日、日本維新の会の馬場代表が「立憲民主党を叩き潰す」と発言したことについて、「本当に品のない下劣な発言」と痛烈に批判した。
通常国会が最終盤に入る中、野党第一党を争う両トップによる批判の応酬が激しさを増している。

日本維新の会の馬場代表は7日、立憲民主党の国会対応を批判し、「立憲民主党を叩き潰す」などと発言。馬場代表は翌8日の会見で、立憲民主党の憲法審査会での対応に「言ってることとやってることがバラバラ」「子どもがだだをこねているようだ」と改めて批判した。

一方の立憲民主党の泉代表は8日、党の会合で「不穏当な発言が維新の代表からあった」「大変驚くし、呆れる。本当に品のない下劣の発言だ」と馬場代表の発言を批判した。
さらに、日本維新の会を「これ以上勢力を伸ばして野党第一党になったら、自民党にとって最も便利な野党が誕生する」と指摘した。
通常国会の会期末が迫る中、野党第一党を争う立憲民主党と日本維新の会の両トップの舌戦は激しさを増している。