総務省は6日、4月の家計調査を発表し、1世帯あたりの消費支出は30万3076円となった。物価の変動をのぞいた実質で、前年同月比4.4%減少した。減少幅は2021年2月以来、2年2カ月ぶりの水準。
項目別では、予備校の授業料など「補習教育」が28.9%減少し、物価高を反映して、支出を抑える動きが見られた。
一方、全国旅行支援の効果で、国内外のパック旅行を含む「教養娯楽」は4.6%増となり、コロナ禍からの経済回復で外出機会が増えたことが反映される形となった。
総務省は6日、4月の家計調査を発表し、1世帯あたりの消費支出は30万3076円となった。物価の変動をのぞいた実質で、前年同月比4.4%減少した。減少幅は2021年2月以来、2年2カ月ぶりの水準。
項目別では、予備校の授業料など「補習教育」が28.9%減少し、物価高を反映して、支出を抑える動きが見られた。
一方、全国旅行支援の効果で、国内外のパック旅行を含む「教養娯楽」は4.6%増となり、コロナ禍からの経済回復で外出機会が増えたことが反映される形となった。