アメリカとメキシコを隔てる高さ9mの国境の壁を、4歳の子供が乗り越えた。
この記事の画像(14枚)アメリカ・カルフォルニア州のサンディエゴに、アメリカとメキシコの国境を隔てる壁がある。
その壁を乗り越えて、壁に人がぶら下がっている…
よく見ると、足にしがみつく小さな人影は、4歳の子供だった。
壁の高さは約9mあり、ビルの3階ほどもある。
子供は足につかまりながら、下へ降りた。
子供は、背丈の5倍はある高さを一気に飛び降り、足から着地した。無事のようだ。
その後、大人が壁から離れるように指示した。
何か荷物のようなものを落とすと、自分も下に降りた。
続いて、もう1人も壁を乗り越えてきた。
背景に“移民受け入れ緩和”
壁越えは、日常的に起きているものの、ここまで幼い子供がいるケースは珍しいとのこと。
背景にあるとみられるのが、移民受け入れの緩和。
11日に、不法移民者を強制的に送り返す措置が終了した。
その直前には、国境に人々が殺到した。
壁を越えた3人は国境警備隊に身柄を拘束されたというが、送り返されたのかどうかは、明らかにされていない。
(「イット!」 5月24日放送より)