東京・清瀬市の公園で、2008年に引退したJRの豪華客車「夢空間」が約2億1800万円かけて整備され、観光スポットとして話題となっている。
5月からレストラン営業も始まったが、市民からは税金の使い方に疑問の声も上がっている。
豪華客車「夢空間」がレストランとして営業開始
東京・清瀬市の公園の一角に置かれた、レトロな雰囲気の車両。

日本の豪華客車の先駆けとして全国を駆け巡り、2008年に引退した「夢空間」だ。
車内を見てみると、非常に豪華な作りになっている。

当時を再現したきらびやかな車内では、5月2日からレストランとしての営業もスタートした。

当時のメニューを再現したビーフカレーや地元食材を使った料理が楽しめる。
訪れた人からは「清瀬市には来たことなかったけど(今回)初めて来て、きれいな内装でおいしい食事頂けて満足」「いかに力を入れて作られた列車かという雰囲気を感じることができて、とてもいい経験だった」と喜ばれている。
すでに観光スポットになっている一方で、清瀬市民からは「財政が厳しいから、あんまり人気パフォーマンスみたいな施策はしてほしくないよね。お金がもったいない」という声も聞かれた。
2億1800万円の整備費に市民から賛否
「夢空間」の展示は、前市長が進めてきたものだ。

3月に当選した、原田博美新市長は当選前は「(夢空間を)運び込むのと修復作業、そして屋根やレールを付けるために合計2億1800万円もかけて整備をされました(※都の補助金やクラウドファンディングも活用)。皆さんの税金の使い方としていかがなものかと、その声をいっぱいいただいています」と話していた。

2億円以上かけて作られた観光スポットに、街の人からは「衝撃的な金額。他の場所にもう少しお金使うところあるのかな」「遊べる場所が東久留米や所沢と違って、あまりないからできるとうれしい」「清瀬を知ってもらえるきっかけになれば」と賛否さまざまだった。

「夢空間」の今後の活用方針について、清瀬市は親子で楽しめる読み聞かせイベントなどを検討していて、安全で健全な利用環境を確保していくとしている。
(「イット!」5月7日放送より)
