20日、北海道・札幌市にある円山動物園から、3匹のエゾユキウサギが脱走した。

(札幌市円山動物園)
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ウサギが逃げ出したとみられる、屋外に通じる獣舎のドアは、当時はカギがかけられており、ドアノブまでの高さは地面から1mある。

(札幌市円山動物園)
(札幌市円山動物園)

ポイントはドアノブの形だ。

ウサギの前脚ではドアノブをつかめそうにない
ウサギの前脚ではドアノブをつかめそうにない

ドアノブは丸い形をしていて、ウサギの前脚では、人間のようにつかむことはできない。

ウサギはどうやって逃げたのだろうか。

たまたまノブが回転した可能性

ウサギの生態に詳しい専門家は、こう話す。

沖縄大学・山田文雄客員教授:
野ウサギは1mくらいジャンプできる。ドアノブが壁からとび出しているので、そこに後ろ脚を乗せ、下りることを繰り返していたのでは。たまたま今回はノブが回転し、カギが外れてドアが開いたのではないか。

(札幌市円山動物園)
(札幌市円山動物園)

円山動物園では、新たに南京錠を付けるなど、再発防止策をとった。

(「イット!」 5月24日放送より)

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