福島第一原発の処理水放出を巡り、韓国政府は、原発の現地視察団を5月21日から派遣すると発表した。
韓国政府によると、視察団は21日から26日まで派遣され、23日と24日に原発を視察する。
視察の前後では日本側の関係機関と面会し、技術面で質疑応答を行う予定。
視察団は放射線分野の専門家などで構成され、トリチウム以外の放射性物質を取り除く多核種除去設備=ALPSや、処理水を希釈・放出する施設などを視察する計画だ。
視察団の派遣は、7日の日韓首脳会談で合意されたもので、処理水の安全性への理解を深める狙いがある。