4月に大分・宇佐市に不時着した海上保安庁の小型飛行機が、約1カ月後となる15日、ようやく撤去された。

飛行機が畑の真ん中で吊り上げられていく。

飛行機の翼は至るところがへこんでいる。

さらに、プロペラ部分は見る影もない。

大分・宇佐市で4月、海上保安庁の小型飛行機が畑に不時着した。国は航空事故と認定して、原因を調べていた。

記者:
事故から約1カ月。ひっくり返ったままブルーシートをかけられている状態となっていた、小型飛行機の撤去が始まりました。

15日、ようやく現場に大きなクレーンが運び込まれ、ひっくり返った機体をもとに戻す作業に取り掛かった。

飛行機はすぐに撤去されず、約1カ月の間、畑に置かれていた。
”機体運ぶ車両の通行許可申請”に1カ月
なぜ、そのまま畑に置かれていたのだろうか。

海上保安庁によると、“機体を運ぶ特殊車両の通行許可申請に時間がかかった”ということだ。

このあと、飛行機は翼と胴体を分解した上で、北九州空港にある海上保安庁の格納庫へ運ばれる予定だ。
(「イット!」5月15日放送より)
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