セルビアの首都・ベオグラードの学校で3日、13歳の男子生徒が銃を発砲し、子どもら9人が死亡した。

セルビアの首都・ベオグラードの学校で3日、銃撃事件があり、子ども8人と警備員1人が死亡した。

また、子ども6人と教師1人が負傷した。

捜査当局は13歳の男子生徒を逮捕したが、現地メディアは、セルビアでは刑事責任年齢は14歳以上のため、男子生徒が刑事責任に問われることはないと伝えている。

男子生徒は1カ月前から犯行を計画し、殺害したい生徒のリストを持っていたという。

また、男子生徒が父親の銃を使っていて、捜査当局は父親も拘束した。

翌日も…首都近郊で無差別の銃撃 8人死亡 相次ぐ銃撃事件
さらに翌日の4日、ベオグラード近郊で無差別の銃撃事件があり、当局によると、警察官1人を含む8人が死亡、14人が負傷した。
犯人はその場から逃走したが、5日朝、20代の容疑者が逮捕されたという。
ブチッチ大統領は、学校の警備のために警察官を数千人採用するほか、武器の不正所持の罰則強化を提案している。
(「イット!」5月4日放送より 一部情報を追加しています)
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