イギリスで、競技大会中に環境活動団体のメンバー2人が乱入する事件があった。

事件は、イギリスで行われた競技大会の試合中に起こった。

突然、男が乱入してきたのだ。

そして男は、競技用の台の上へ飛び乗ると、オレンジ色の粉をまき散らした。

さらに隣の台でも女が飛び乗ろうとするが、こちらは競技の審判員によって取り押さえられた。

会場は騒然となり、2人は警察に逮捕された。

この男女は、環境活動団体のメンバー。

イギリスの新しい化石燃料プロジェクトをストップしようと、このようなアピールに出たという。

狙われたのは、ビリヤードから派生した「スヌーカー」と呼ばれるスポーツだ。スヌーカーには「邪魔をする」という意味があり、環境活動団体はこんな声明を発表している。

「新たなオイルとガスは我々によってスヌーカー(邪魔)される」
ゴッホの絵にスープをかけ逮捕の過去も
この団体が騒動を起こしたのは、今回が初めてではない。

2022年10月にも、この団体が美術館で騒動を起こしていたのだ。

ゴッホの代表作「ひまわり」に、トマトスープをかけ逮捕されていた。

こうした環境活動団体による過激な抗議活動は、このところ各国で相次いで起きている。
(「イット!」4月18日放送より)