沖縄の中学2年生が、シンガポールで行われた“スポーツスタッキング世界選手権”で、日本記録を樹立した。
この記事の画像(13枚)10日、沖縄・那覇空港に降り立った少年。世界大会で獲得した3つのメダルを首に下げての凱旋だ。
少年は、首里中学2年の久場雄真人さん。日本記録を打ち立てたばかりのスーパー中学生だ。
一体、どんな日本記録なのか?
久場さんが参加したのは、シンガポールで行われたスポーツスタッキングの世界選手権。スポーツスタッキングとは、12個のカップを決められた通りに積んで、崩すまでのスピードを競う競技だ。
その中でも、最も難易度の高い「サイクルスタック」という種目で、今回久場さんが日本記録を樹立したのだ。
「サイクルスタック」では、最初は3段の山を1つと、2段の山を2つ積む。
それを崩して、次は3段の山を2つ積む。
さらに、それを崩して最後は4段の山を作り、決められた通りに崩して終了だ。
これだけの動きを正確に行っても、タイムはわずか6秒852。日本記録だ。
日本記録樹立も「悔しい」
しかし、久場さんは少し悔しさを見せていた。
首里中2年・久場雄真人さん:
“6秒6”狙いでしたけど、“6秒8”だったので(悔しい)。
首里中2年・久場雄真人さん:
でも日本記録だったのでうれしいです。
久場さんの次の目標は、6月に開かれる全国大会での全種目優勝だ。
(「イット!」4月11日放送より)