富山湾のホタルイカが不漁の影響で、例年の倍近くの値段になっている。一方で、京都・舞鶴市の沖では200kg級のマグロが何匹も定置網にかかった。

青く幻想的な光りを放つイカ
青く幻想的な光りを放つイカ
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夜の海に浮かぶ幻想的なきらめきは、イカが出す光だ。

1日、富山県滑川市の富山湾で名物のホタルイカ漁が始まった。

24個のかご満杯のホタルイカ。しかし、この獲れ高はというと…。

漁師:
数が足りない。

例年は、連日5tほど取れていたが、4月1日の水揚げ量は1.2tだった。解禁初日の3月1日には、たった59匹という異常な少なさだった。

稀に見る不漁の影響で、スーパーマーケットなどで売られる富山湾のホタルイカは、例年の倍近くの値段になっている。

日本海には、他にも異変が起きていた。

200kg級のマグロが大漁

港にあがったのは、大きなマグロだ。

5日、京都府舞鶴市の沖で200kg級のマグロが何匹も定置網にかかった。

京都府漁協の担当者:
めずらしい。5本、大きいものばかりは…。

5匹のマグロは6日朝、東京・豊洲市場に送られ、競りにかけられた。

(「イット!」4月6日放送より)