福井・小浜漁港で、魚の水揚げ量に異変が起きている。
この記事の画像(12枚)日本海・若狭湾にある、福井県の小浜漁港。
解禁後初水揚げの3日、今が旬であるサヨリがカゴいっぱいに獲れた。
しかし福井漁連によると、サヨリの水揚げ量は近年少なくなっていて、2022年は500キロと、ピーク時の半分以下になってしまったという。
福井漁連の人:
(初日に)全然とれなかった年もあるので、まだ今年は初日にしてはいい方。今までの海とは少し感覚が違う感じ。
漁業関係者は、海の異変を感じている。
200キロ級のマグロが大漁
しかし、海で起きている異変はこれだけにとどまらなかった。
巨大なマグロが獲れたのだ。
3日の朝、体長約2m、重さ200kg前後のマグロ4匹が若狭湾の定置網にかかっていた。
これには獲った漁師も驚きを隠せない。
漁師:
3月3日に100kgのマグロ7本入ったが、こんなにマグロが入るのは私も初めて。100kgでも珍しいのに200kg級がとれるなんて本当に珍しい。
漁師:
マグロが増えてきた。漁師冥利に尽きます。
3日に獲れたマグロは、肉付きも脂の乗りも上々。市内の水産会社が購入した。
(「イット!」 4月4日放送より)