佐賀県の神埼警察署に配備されている覆面パトカーの走行距離が約75万キロ。なんと地球19周分にあたる。配備から13年がたっても現役を続けているこの覆面パトカーは、まさにメンテナンスと安全運転のお手本だ。

この記事の画像(11枚)

神埼警察署・鷲崎文徳交通課長:
毎日、取り締まりや捜査で使用していたため走行距離がのびている

走行距離がネットで話題に

ネットで話題になっている神埼警察署の覆面パトカー。2010年に配備され、高速隊などでの使用を経て、現在の走行距離はなんと約75万キロ。地球19周分とほぼ同じ距離だ(地球1周は約4万キロ)。

神埼警察署・鷲崎文徳交通課長:
毎日行う点検はもとより、日常的な細かい点検をすることによって、車の異変に気付いて整備をしていた結果だと思っています 

日常的なメンテナンスと安全運転を

“覆面”パトカーということで、残念ながら車体は見せることはできない。
2月15日に県警のSNSでこの走行距離の画像がアップされると、

「緊急時はフル加速とかしないといけないのですから、普段の整備がものをいう感じですね」
「大事にしていただきありがとうございます。走り過ぎているのが少し心配ですが」

など、驚きや感心のコメントが寄せられた。

神埼警察署・鷲崎文徳交通課長:
それだけ皆さんが車に興味があるようで、やはり事故防止というところですけども、交通事故を起こさないようにというような気持ちが高まればいいなと思っております

警察では毎朝、パトカーのエンジンオイルやタイヤなどを点検しており、ドライバーにも車の日常的なメンテナンスのほか、周囲の状況に気を配った安全運転を呼びかけている。

神埼警察署・鷲崎文徳交通課長:
車をしっかり点検をして大事に乗っている方は、いち早く車両や周囲の変化に気付いて事故を起こしにくい傾向があるというふうに思っております

(サガテレビ)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)
サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。