経済産業省は、再生可能エネルギーの普及を目的として電気料金に上乗せしている賦課金を、4月の使用分から引き下げると発表した。
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」、いわゆる「再エネ賦課金」は、電力会社が太陽光発電などの電力を買い取った費用を、使用量に応じて毎月の料金に上乗せしているもの。
経済産業省は24日、この賦課金を4月の使用分から2円あまり下げ、1kW/hあたり1.4円にすると発表した。

引き下げは制度導入後初めてで、経産省によると平均的な家庭で月に820円程度の負担軽減になるという。
電気の市場価格高騰に伴い、再生エネルギーによる電気の買い取り価格も上昇していて、それを反映させた形となる。