危険な立ち入り禁止エリアに映えスポット
千葉県にある人気のインスタ映えスポットに迷惑撮影客が殺到していて、自治体が注意を呼びかけている。

イット!取材班が向かったのは千葉県君津市。まだ薄暗い中…

取材班:
すでにもうたくさんの人がいます。現在、午前5時40分なのですが、立ち入り禁止の中にたくさん人がいます

夜が明けないうちから、20人以上が場所取りをしていた。

ここは「濃溝(のうみぞ)の滝」としてSNSで人気に火がついた撮影スポット。

正式名称は「亀岩の洞窟」という。

3月と9月のお彼岸時期の早朝にだけ見られるのが、まるでアニメのワンシーンのような幻想的な景色。

差し込んだ朝日が水面に反射して、「ハート型」に見えるのだ。
川沿いの一部は斜面が崩れる危険性があるため、立ち入り禁止の看板が立てられている。

しかし立ち入り禁止エリアからは一番良い角度で撮影できるため、侵入する人が後を絶たない。

立ち入り禁止の看板を気にすることなく、次から次へと人が入っていく。観察していると午前7時30分には70人以上となっていた。

そして日が差し込みシャッターチャンスが訪れると…

はだしになって川に入り、ハート型の光を撮影する人の姿も。

立ち入り禁止エリアにいた人は…
なぜルールを守らないのか。立ち入り禁止エリア内にいた人に話を聞いてみると…
立ち入り禁止エリア内での撮影者:
このロープがあるから大丈夫なのかなと思って…

ーーあの黄色いロープですよね?
立ち入り禁止エリア内での撮影者:
その内側に入っていればっていう感じですかね

君津市はロープの内側であっても、看板の先は立ち入り禁止とし、中に入らないように注意を呼びかけている。
(イット! 3月23日放送より)
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