男女4人をはねた、ひき逃げ事件の犯人が逮捕された。
この記事の画像(12枚)22日午前8時45分ごろ、大阪・生野署からパトカーで出てきた男。カメラを確認すると1度上を向いてから、目元まで隠れるようにマスクを上げ、顔を隠した。
車が少し走ると、目だけ出して周りを確認し、再びマスクで顔を隠した。
男は、ひき逃げなどの疑いで逮捕された、タクシー運転手の斉藤敏夫容疑者(74)だ。
山崎凌太郎記者:
逮捕されたタクシー運転手の男の身柄が、大阪・生野警察署から出てきました。
20日、大阪市でタクシーが暴走し、男女4人をはねたひき逃げ事件。
斉藤容疑者は67歳の女性を死亡させ、73歳の女性を意識不明の重体にさせるなどした疑いが持たれている。
重体の73歳の女性は病院で手当を受けていたが、22日に死亡した。
警察は、タクシーのドライブレコーダーの映像を確認した。
2人をはねたあとも暴走を続ける
そこには、斉藤容疑者が女性をはねた後の行動が残されていた。
女性2人をはねたあと、タクシーはスピードを落とさず走り続けていたとみられる。
斉藤容疑者が運転するタクシーはその後も暴走を続け、ミニバイクもひき逃げし、歩道の植え込みに突っ込んで停止した。
調べに対し、斉藤容疑者は容疑をおおむね認めている。
(「イット!」 3月22日放送より)