16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発した。

ECB=ヨーロッパ中央銀行が0・5%の利上げを決めたことが嫌気され、一時300ドルあまり下落した。

その後は経営不安がささやかれていたアメリカのファースト・リパブリック銀行を金融大手が支援すると伝わったことで金融機関の経営状況を巡る懸念が和らぎ、プラス圏に転じた。

ダウ平均は前日比371ドル98セント高の3万2246ドル55セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、283・23ポイント高の1万1717・28だった。