大手百貨店4社は2月の既存店売上高を発表した。

前年同月比の増加幅は三越伊勢丹ホールディングスが30.3%、大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングが26.3%、そごう・西武が20.5%、高島屋が17.9%だった。

3年ぶりに行動制限がない中でバレンタイン商戦が各社好調だったほか卒業式、入学式など学校行事が行われる期待から衣料品の売り上げも好調だった。

また、去年10月以降続いている外国人旅行客の増加により大丸松坂屋では免税売上げが約4.4倍となった。

中国を対象にした、新型コロナの水際措置が3月1日から緩和され本格的なインバウンドの売上げ回復が期待されている。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。