大手百貨店4社は2月の既存店売上高を発表した。
前年同月比の増加幅は三越伊勢丹ホールディングスが30.3%、大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングが26.3%、そごう・西武が20.5%、高島屋が17.9%だった。
3年ぶりに行動制限がない中でバレンタイン商戦が各社好調だったほか卒業式、入学式など学校行事が行われる期待から衣料品の売り上げも好調だった。
また、去年10月以降続いている外国人旅行客の増加により大丸松坂屋では免税売上げが約4.4倍となった。
中国を対象にした、新型コロナの水際措置が3月1日から緩和され本格的なインバウンドの売上げ回復が期待されている。