連休明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、下げ幅は一時710ドルを超えた。
先週、アメリカのCPI=消費者物価指数などで根強いインフレ圧力が確認されたことを受け、FRB=連邦準備制度理事会による利上げが長期化するとの懸念が強まり、売り注文が膨らんだ。
個別銘柄では朝方に四半期決算を発表した住宅用品販売のホーム・デポの下落が目立った。
結局、ダウ平均は先週末の終値に比べて697ドル10セント安の3万3129ドル59セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、294・97ポイント安の1万1492・30だった。