旧統一教会の関連団体が、奈良市の公民館で手芸のサークル活動と偽り、宗教勧誘を行っていたことがわかった。

問い合わせ先調べ発覚 禁止事項の“宗教活動の勧誘”していたと認める

公民館の管理団体によると、2017年に奈良市の公民館で「リボンサークル」という団体が、手芸活動を行う目的で施設の部屋を借りていた。

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偽りが発覚するきっかけとなったのは、サークルが講演会を開いた際、主催者のスタッフが転倒して救急車で運ばれたことだった。

施設の職員が問い合わせ先を調べたところ、旧統一教会の関連団体「WFWP=世界平和女性連合」とわかったのだ。

公民館の館長が代表者に話したところ、利用方法として禁止されている“宗教の勧誘活動”をしていたと認めたため、このサークルの利用登録を抹消したという。

FNNは世界平和女性連合に取材を申し込んだが、回答は得られていない。

(写真はいずれも公民館を管理する団体)

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